よくおとなしくしていたよ

葬式に来たのはほとんど大人だが、幼児が数名。
なくなったおばあちゃんの家の子たちはさすがにおとなしい。(が、ほんとはあばれたい)T治郎ももうすぐ小学生なので最初はおとなしくしていたが、「ねえ、何時間でおわるの?」を連発、数珠をグルグルふりまわしたり、椅子にうつぶせになったり、ブツブツ独り言を言ったり、S作に「T治うるさいだまれ」とおこられた。
あれ、Mちゃん(3歳)はおとなしいなと思ったら寝てる。
そのうち照明が暗くなり、Y雄さんが挨拶すると紹介されるとT治郎「Y雄、暗くしたなー!」とブツブツ言う。Y雄さんの子どもは「おとうさん、なんかへん」と言っている。彼らはお坊さんがゴーン!と鈴をならすたびに耳をふさいでいる。
これ、一応大人に聞こえないくらいの声でやってるのだ。聞いてるのはたぶん私くらいだが、子どものしゃべるのが気になってしかたない。ふと後ろをみるとNちゃんのとこの子は足に数珠を通しておとなしく遊んでいる。
だれも泣かなくて、おしっこももらさなくて、おりこうだったと言っておこう。