どこまでも突っ走れるか

昨日は夜仕事で行ったお宅で話しこんでしまい(S作の小さい頃の大怪我・歯が取れる事故の当事者の子の家だったので)遅くなり、ご飯も慌てて食べていっていたのでおなかすいた、でも、子どもを寝かしつけないとクライミングに行けないな、などと、イライラしつつも、疲れたからこのまま寝たらどうしようとか…
9時40分にやっと寝てくれて、(T治郎は折り紙が面白くて、なかなかやめてくれなかった。昼寝もしてないから眠いはず、もしや、私がいない間に夜居眠りしたのか)最近はリード*1で登る練習をしなくては、と思い、(長年ボルダリングばかりで高いところまで行ける根性が鍛えられてない。始めたばかりの頃は、それなりに毎週上まで行っていたのに、人気で壁があいてないとか、行った時間が遅くてハーネスつけてる間がないとか、そもそも1時間もいなかったりとかいう理由で、毎週行ってるくせに、ちっともうまくなってないのだ)新人さんのビレイの練習台になったり、(これでリードは怖いものがあり、なかなか落ちられず、インチキしてどこかにつかまり事無きを得る)一通りみんなが登って帰ったあと、何本も続けて登ったりして気がついたら11時55分だった。
けっこう疲れたし、家に帰って平山ユージを見ようと思い、帰ったらちょうど始まるところだった。プロ、というのは全く最初から次元がちがうし、今ごろ始めた自分がそんなふうになれるとは全く思ってないけど、からだが動くうちは続けてなにかひとつスポーツをやっていければよいという程度の自分でも、エルキャピタン(エルニーニョ)を登っていてオンサイトに失敗したときの悔しさは十分すぎるほどわかった。オンサイトというのは初めて登る岩を、何の練習もなしに上まで登りきること。チャンスは一生に1回。(他の岩に行けばまたその岩でのオンサイトはあるけど)
私はそこまで悔しがるほど登れないのでせめてレッドポイント*2目指してやっているのでまだまだ悔しがり方が甘い。妥協ばっか。そういう自分が嫌になるし、登れなさに泣きそうになるときもある。だけど、やめたらもう、全然登れなくなるし、何をやっても長続きしない自分、というのをつきつけられるだけだ。
今はなかなか岩に行くことがないけど、昨日は同じところを何回かやっているうちに「もう指が痛くて、持てない」と言ったら、F岡君に「ほんとの岩はもっと痛い」と言われた。
テレビを見てから車を車庫に入れに行き、チョークだらけの手を洗って、フラフラになって眠り込んでしまった。いつもは余力が残ってるのに本なんか読めなかった。

それにしても、カッコの多い文章でよみにくくてごめんなさい。

*1:最初からかかっているロープを使うのではなく、壁にセットしてあるカラビナに自分でロープをかけつつ登るのでその分の力もいるのです

*2:何回やってもいいけど続けて上までリードで登ること