クリタケとチャナメツムタケ

里山にも紅葉がやってきた。
杉のモタセはほぼ終わり、クリタケがたまにとれることがある。採れても5本、とかなので、どうしたものかと…
チャナメツムタケは狙ってもなかなか見つからない。ナメコ等は倒木を探せば普通はたくさんとれるのだけど、チャナメツムタケは地面に生えるので、偶然見つかるか、場所を覚えていてそこに通うかしかない。同じところに行ってもあるとは限らないし。一度しか出ないなら自分が採ればもうそこにはないのだ。
杉林に生えるヌメリのあるキノコで毒キノコはほとんどない、と、今さっき本で読んだので安心して探そう。
今、一番量的にたくさんあるのは、スギエダタケ。
ちいさいキノコなので、1回食べる分採るためには本数をたくさん採らなければならない。これも地面にあるのだけど、白いからよく目立つ。杉のモタセと違って、誰も採る人がいないらしくて結構残っている。
雨が降ると、山にキノコがそこら中に出ている気がして、磁石に引き付けられるようにして、走っていくのだが、そんなうまい話はなく、時間に追われて今度は家に磁石があるかのようにまた走って帰ってくる。
山だと走れるのに、平地に来るとあんまり走れなくなるのは不思議。