心肺蘇生講習会

昨日の夜、小学校で、プール監視員(保護者が交代で監視員をすることになっている)に必要な応急手当の基本を、地元の消防署の救急救命士の人たちから習いました。
気道の確保、人工呼吸、心臓マッサージなど、人形を使って一人一人実際にやってみるのです。
人形が大人のものと子どものものと2種類あるので両方やって見ました。
大人のほうは結構力が要り、空気が入ってるかメーターにランプがつくのですが、なかなかつきません。子供の人形のほうは弱い力でOKなのですが、実際こんな弱く手加減しないといけないのかと(力はいりすぎると、骨が折れたりするらしい)驚きます。子供というのは8歳以下を指すそうです。
あと、今まで知らなかったのは、119に通報するとき、普通の電話だと、地元の消防署に直接かかるのに、携帯で119を押すと、このへんからだと富山市の消防署にかかってしまうので、怪我人がいるのが何市、とか、何町、というのを最初に告げなければいけないそうです。慌てているときにそんなことができるかと思いますが、それを言うのと言わないので、助かる命も助からなくなると言われました。
講習中、3人の消防士の方がいたんですが、そのうち2人が離れたところからみると、そっくりなので、兄弟かと思いましたが近くでみると、全く別の顔でした(名前も違う)。でも、また離れてみると同じ顔に見えるんですね。向こうは何をジロジロ見てるんだろう、と思ったかもしれません。気付かれないように見てたつもりなんですが、不思議で不思議で…
質問はありませんかといわれたので、平らじゃないところで意識不明の人を助ける場合、頭を上にしたらよいのか、下にしたらよいのかと聞いたら、「上の方が助ける人がやりやすいので。でも、斜面を落ちて意識不明、というのなら、きっと骨折してるから、基本的に動かさないで」と言われました。質問してから、怖いことを聞いた、と思いましたが、知ってないと困ることかもしれない。