さる?

座るカモシカ

4時に(夕方じゃないよ)目が開いたので、「殿の畑」目指して出発。昨日は「天国」で5人ほどの人に会ったが今日は誰にも会わなかった。人間には。

行きにカモシカが座って休んでいるという珍しい光景に出会い、近寄っていくと向こうは目をパチクリさせてこっちを伺っている。数メートル離れて写真をとることに成功。もうちょっと寄ろうとしたら逃げられた。ニッコリ笑って愛想よく近づいたのだが、写真は一枚しか撮らせないらしい。その後電池がなくなった。

目的の地に着き、タケノコを採っていると、「フゥーィー!フゥーィー!」と、甲高い声。鳥ではない。なんか最近聞いたことがある声。そうだ、動物園で聞いたことがある。サルかな?なんだか歌っているみたい。威嚇ではなく、もっとのんきな風。なんて言ってるのか考えつつタケノコを採っていると、うーんこれはもしかして愛の歌かも、と思ったり…だって、「朝だよ!みんな起きて」とは聞こえないし「人間がいるぞ!」ともちがうのだ。でも、「僕と結婚してください」とマジな顔で言ってるのとも違う。もっとなんて言うか、「一番オケツの赤いヤツは俺の女にしてやるぜー!」ってかんじかも。(なに考えてるのか、と思うけど。そう聞こえたような気が。)

その後、帰り道でガサガサ言うので見ると、サルの軍団。といっても10匹くらい。大人、子ども、赤ちゃんをおなかにぶら下げたお母さん猿。飛び跳ねながら逃げてく。木に登ってくのもいる。すごい!杉の木の枝から上の枝にジャンプしながら軽々と移動してる。まねしたくなる。